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プロテインの種類
現在販売されているプロテインには、たんぱく質含有率が高い、高配合タイプと
カルシウムや鉄分、ビタミン、糖質などの栄養素をバランスよく配合したタイプ
とがあります。
また、その原材料には、大豆から作られるものと牛乳から作られるものとがあり、 牛乳に含まれるたんぱく質にはカゼインたんぱくとホエイたんぱくとがあります。 それぞれに特徴があるので、その特徴を知って使い分けましょう。 |
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プロテインのタイプ
高配合型・・・たんぱく質含有率が８０〜９０％と高く、スポーツ選手や 筋肉をより増強したい人など、たんぱく質がたくさん必要な人に向けて開発された商品。 バランス配合型・・・たんぱく質含有率を抑えて、カルシウムや鉄分、 ビタミン、糖質などの栄養素をバランスよく配合したタイプ。 成長に必要な栄養素の補助を目的としたジュニア向けプロテインや、糖質を多くして エネルギー不足を解消し、ウエイトアップを図るプロテインなどはこのタイプに入ります。 |
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プロテインの原材料の種類
ホエイプロテイン・・・筋肉をつくるＢＣＡＡ（分岐鎖アミノ酸）を豊富に含み、 免疫機能を高めるなどの働きを持つ。 消化吸収が速く、体内利用効率が高い。 牛乳に含まれるたんぱく質のうちの２０％を占める。 カゼインプロテイン・・・牛乳に含まれるたんぱく質のうち、８０％を占める。 ホエイに比べると、消化・吸収は遅いが、そのぶん血中のアミノ酸量を長時間持続させ、 筋線維の成長・回復を継続することができる。 大豆プロテイン・・・大豆を原材料にした植物性のプロテイン。 基礎代謝を活発にさせる、免疫システムを向上させるなどの働きをもつ。 大豆に含まれるイソフラボンには抗酸化作用も。 エッグプロテイン・・・タマゴを原材料にしたプロテイン。 優れたアミノ酸組成を持ち、消化・吸収が速いのが特徴。塩分がやや強いという特徴も。 |
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プロテインとアミノ酸の違い
プロテイン（たんぱく質）を口から摂取すると、胃を通って消化・分解され、 小腸で吸収されます。
このようにして、プロテインもアミノ酸も、体内に入るときは同じアミノ酸として 吸収されるのです。 では、プロテインとアミノ酸、ふたつのサプリメントの違いはどこにあるのでしょうか。 プロテインは、体内で２０種類のアミノ酸に分解され、さまざまな部位でバランスよく体 づくりに使用されます。 それに対してアミノ酸を単体で摂るということは、アミノ酸が持つ機能だけを期待する ことになるため、使用する目的が違ってくるというわけです。 また、その吸収速度にも大きな違いがあります。 プロテインが消化・吸収されて筋肉に届くまでには２時間程度かかるのに対して、 アミノ酸は約３０分と、すばやく吸収されます。 胃にかかる負担も少ないため、トレーニング前後や就寝前など、速やかに摂取したい場合は アミノ酸が適しています。 ただし、アミノ酸はプロテインよりも高価であることと、１度に１０ｇ以上を摂取すると 、お腹がゆるくなることもあります。 以上をふまえると、 プロテイン・・・普段定期的に摂取するサプリメントとして活用するのに適している。 アミノ酸・・・すばやく疲労を回復したいときなど、トレーニングのタイミングを計って摂る のにふさわしい。 近年では、ペプチドが、分子量によっては、アミノ酸よりも消化吸収に優れていることが 分かってきました。また、アミノ酸分子１個の状態よりも安定性に優れ、胃腸に負担を かけずにたくさん吸収できることから、アミノ酸と並んでペプチドの人気も高まっています。 ただし、普通のプロテインに比べて値段は高価になります。 |
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